旧式の三脚（DAIWA VT-321）の雲台に65cmパラボラアンテナとトランスバータを取り付けるための治具を製作してもらった。
前面板（パラボラ取付面）と基台板（雲台取付面）はともに3ｔアルミ板を使用。これらを結合するトライアングル部分には強度確保のためS45C（機械構造用高炭素鋼）(8t)を用いて旋盤加工した。
雲台取付ネジ穴としてユニファイ3/8並目(UNC)のタップ(ドリル穴は8mm)を立てた。
基台板にラバーシートを貼り付けてずれるのを抑制した。また、基台板の両側にはL金具を設けて、トランスバータの上面から押えることができるようになっている。さらに、ラバーバンドを通して密着できるようにするための円筒金具もL金具上面に配置した。
ラック構造の雲台固定の治具は薄い金属板のため、重量物をロックさせる際に凹んでしまったので予備パーツを調達しなければならなくなった。
別の三脚（Libec TRIPOD T67）にも取付可能であることを確認した。
